1週間前に鳴いていたセミも鳴かなくなりアカトンボ(ナツアカネ)がたくさん飛んでいました。来館者は少なくなりましたが、皆さん今日はゆっくり昆虫採集。朝早く京都からやってきた男女双子のぼくと女の子は昼過ぎまで館内やむしむし広場で昆虫採集を楽しみました。積極的に網を振って採集するのは女の子、でも女の子が採ったムシをカゴに入れるのは僕の方、この双子の関係これからどのような成長をとげていくのでしょうか。むしむし広場の隅にギンモクセイの花が咲いていました。キンモクセイに比べて匂いが上品でした。この広場最近ミヤマアカネが必ず採れます。今日はメスでした。
昆虫館横の空き地、今日はアカトンボ(ナツアカネ)がいっぱい飛んでいました。
今日はミドリヒョウモンやツマグロヒョウモン、ウラギンヒョウモン、テングチョウ、イチモンジセセリ、キタキチョウ、ツマグロキチョウなどのチョウを見かけましたがアサギマダラは見かけませんでした。これからが本番でしょうか?ひらひらハウスに入れるとゆっくり観察できます。今日は黄色いチョウがたくさん飛んできましたが、同じ黄色でもよく見ると閉じた翅の模様が違うのがよくわかります。皆さんもムシを採った後はひらひらハウスに入れてよく観察して、自分で名前を調べてみて下さい。
今日の館内の様子です。恒例の昆虫Tシャツまさにヘラクレスオオカブトの僕はマイカメラでムシの記録です。細かい部分を拡大する観察女子。昆虫館はカタツムリも多いので、カタツムリの標本も展示してます。カタツムリの名前を調べる僕。
代わったところでハンノキの葉を食べるヒラアシハバチの防御姿勢はすごい。綺麗な模様のハナアブ、今日はブッドレアの花にはハチドリのようなホシホウジャクというガがひんぱんにやってきていました。少し涼しくなってきていますが、ムシたちはまだまだ活発に活動しています。昆虫館は10月いっぱいで冬眠に入りますのでぜひ残りの開館日ムシ採りにやってきて下さい。
2022年10月1日(土)の昆虫館
来館記帳者 24名 晴れ
1日館長 八田康弘 スタッフ 齋藤泰彦 応援 野村智範