19日は西日本に最接近した台風14号の影響で、昆虫館も臨時休館になってしまいました。
本日、4日ぶりに昆虫館に来てみると、周りの木々の枝や枯れ葉が道路や駐車場に散乱していましたが、建物には影響は無かったようで安心して開館準備ができました。
今日も午前中から家族連れの方々が途切れることなく来館してくださいました。
今日もクワガタ君たちは大人気。特にババオウゴンオニクワガタは9月になってもずっと元気。
彼も恐る恐るですが、だんだん上手に触ることができました。
今日は曇りがちで晴れ間は期待できません。その代わり、用水路のイモリは相変わらず元気なので、子供たちは大喜びで捕まえます。
今日は最初の来館者のご家族から「飼育していたカブトムシがたくさん産卵して、幼虫が増えているので、ぜひ、里親になってくれたら・・・」ということで20匹の幼虫をプレゼントしてもらいました。
ありがとうございました。
おかげで午後になってもこのカブトムシの幼虫は、子供たちに大人気!
今日の閉館後に飼育施設に入れました。来年の夏、大きな成虫になるよう、大切に飼育します。
午前中の来館者の虫好き少年が「これ、赤いショウリョウバッタですか?」と見せてくれたバッタ。
どうもショウリョウバッタとはサイズや雰囲気が違います。
スタッフの久保、末宗の同定では「アカハネオンブバッタ」ではないかと思います。
もし、間違っていたらご指摘をお願いします。
入り口のアリジゴクコーナーはみんながアリやクモを見つけては与えてくれるので、成長が早い印象です。すり鉢状の巣の大きさが夏より明らかに大きくなりました。
今日も野村先生がカメたちが大好きな餌を持ってきてくれました。
最近は全く警戒心無く、手のひらでおいしそうに食べます。特に乾燥エビが大好き。
今日は一日中お絵かきコーナーが大人気。おかげでギャラリーの展示作品が増えたので、展示場所を午後になって増やしました。力作ぞろいなので、ぜひ、来館者の皆さん、来た時に見てください。
9月11日に来館してくれた金井奏空くん。その時、非常に新鮮なミヤマカラスアゲハを閉館に近い時間に採集したので、スタッフ末宗が「ぜひ、次回の来館時に展翅して標本にしてみよう!」と約束していたので、今日、遠方から家族で来てくれました。
初めてなので、針の刺し方や翅の形の整え方が難しかったようですが、15分ほどで完成しました!
とてもきれいに出来ています。今後、ラベルを作って、標本箱に入れる予定です。
最後に彼の兄弟たちも閉館準備を手伝ってくれました。ありがとうございます。
佐用町昆虫館は、10月30日(日)が今シーズン最後の開館日です。
これからは天気のいい日にはアサギマダラが観察できるシーズンです。
ぜひ、魅力たっぷりの佐用町昆虫館にお越しください。
2022年9月23日(金) 天気:曇り
一日館長:末宗安之 スタッフ:久保弘幸
応援:野村智範 高橋弘樹
来館者:60名