朝方は冷ややかな凛とした空気の流れる昆虫館でした。
雰囲気は殆ど秋と言っても良く、つい二週間ほど前とはこれだけ気候が変わるのかと不思議な感じでした。
ところが太陽が上がるにつれて、やっぱり夏の勢力が台頭し、暑い一日となりました。
今のところは夏が強いですが、だんだんと秋がやってきます。
昆虫館も、秋の虫のシーズンにシフトを変えて行きます。
秋のお彼岸まで、まだ一か月あるのに気の早いヒガンバナが咲いていました。
シュウカイドウも咲いていました。
昆虫館の外ではミンミンゼミが合唱しています。
昆虫館の中ではスズムシが輪唱しています。
一日中爽やかな音楽の流れる「佐用町音楽館」でした。
スズムシの餌に困らないようにと、春、網舎に密かに植えたニガウリが天井に届くほど伸びています。
でも今年も失敗でした。
花も咲かず、当然実もなりません。
日当たりが悪く、生育環境がよくないようです。
園庭に植えれば、実がなれば片っ端からサルにやられてしまうし、スズムシの餌の自己調達はあきらめます。
いつもの昆虫館の風景です。
生き虫を触ったり、昆虫館スタンプをペタペタおしたり。
来館者も落ち着いてきたので「イモリすくいをやりますので、イモリを集めてください」と声掛けしたら、みんな頑張ってイモリを集めてくれました。
夏の楽しみはもう少し続きそうです。
2022年8月27日(土)の昆虫館
来館記帳者:103名 天候:晴れ
一日館長:安岡拓郎 スタッフ:齋藤泰彦
応援:末宗安之、野村智範
(記)齋藤泰彦