齋藤泰彦

昆虫館日誌

2週間前の幼虫が前蛹になっていました 2024年10月14日(月・祝・スポーツの日)の昆虫館

今日はスポーツの日です。昆虫採集はスポーツですね。狙った獲物に猛ダッシュをかける。これは短距離走です。獲物を求めて長い時間をかけて山登りをしたりマラソンや競歩のような持久走です。狙った獲物を一振りでネットに入れる。これはもう射撃やアーチェリ...
昆虫館日誌

秋の気配が濃厚 2024年10月5日(土)の昆虫館

とうとう10月になりました。季節が2週間ほど遅れているとはいえ、今日は秋の気配が濃厚な一日でした。来館者も少なく、汗をかくこともありませんでした。10月27日、今年最後の開館日の後は佐用町昆虫館は来年3月いっぱいまで冬眠に入ります。 キベリ...
昆虫館日誌

ちょっと秋が来たのかな? 2024年9月23日(月)の昆虫館

いつもならこの時期、昆虫館までの道すがら、田んぼの畦道には真っ赤な絨毯が敷き詰められています。真っ赤な絨毯を敷く係の神様が、いつもよりは遅くなりましたが、ぼちぼち仕事に取り掛り始めたみたいです。昆虫館でもヒガンバナが咲きだしました。 少しず...
昆虫館日誌

一日中スズムシが鳴いています 2024年9月15日(日)の昆虫館

9月も半分過ぎたのに夏なんだか秋なんだかわからない一日でした。まだ夏の方が優勢みたいです。昆虫館の外では夏の名残のミンミンゼミの声が聞こえます。昆虫館の中ではスズムシの大合唱です。スズムシの声は一日中絶える事が有りません。リーンリーンと美し...
昆虫館日誌

今年はスズムシの成長がちょっと遅いです  2024年8月17日(土)の昆虫館

お盆も過ぎました。朝の早い時間には、ちょっぴりと秋の雰囲気気が感じられる今日の昆虫館でした。でも昼間は、ミンミンゼミやツクツクボウシの鳴き声が聞こえるまだまだ暑い夏でした。みんな、夏休みの宿題は終わりましたか?もうすぐ2学期が始まるよ!!!...
昆虫館日誌

雨は降らなかったけど・・・2024年7月6日(土)の昆虫館

今日はいつも雨男と呼ばれている私がスタッフをする日です。でも雨は降らず、雨男呼称返上の久々の良い天気。開館準備が整い館内を一巡り。窓枠の上の方にカジカガエルがいました。展示用に捕まえようと手を伸ばすと、カジカガエルはピョンと跳ねて水路へ。私...
昆虫館日誌

またしても一日中雨 2024年5月12日(日)の昆虫館

どうも私が昆虫館のスタッフに入ると雨に祟られます。昨年までは、OさんやMさんが雨の神様に好かれているんじゃないかなどと言っておりましたが、雨の神様の本命は私のような気がしてきました。 朝から船越山のサルが昆虫館に食事に来ていました。サルは動...
昆虫館日誌

2024年4月28日(日)の昆虫館

ゴールデンウィーク2日目。本日はとても良い天気。たくさんの来館者がありスタッフはちょっとバテ気味です。 館内ではエビネ、キエビネが美しく咲いています。日本の美を感じます。 スタッフルームの壁にはカゲロウの仲間がポツンと止まっていました。翅の...
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ビナンカズラの実が色づいてきました 2023年10月7日(土)の昆虫館

ほんの数日前はTシャツに短パンで過ごしていて、真夏日だの何だのと言っていましたが、気候は急変して、何処どこで降雪がありましたなんて報道されています。気候が今年は(今年も)変ですね。 このシーズン、昆虫館には必ずアサギマダラが飛来するのですが...
昆虫館日誌

ミドリシジミやヤマトタマムシにも負けていません 2023年4月16日(日)の昆虫館

開館準備のために寺谷川に水中ポンプを投入しようとしたところ、ポンプの流出防止用のロープにイモリがとまっていました。地上を這うイモリはよく見ますが、垂直状態のイモリを見てちょっとびっくりしました。 無事に冬を越したスミナガシの蛹。美しい蝶にな...
昆虫館日誌

残すところあと一日だけ 落葉真っ盛り     2022年10月29日(土)の昆虫館

早春の4月にワクワクしながら2022年の開館を迎えた佐用町昆虫館も、あっという間に時間が過ぎ、明日10月30日で今年の昆虫館もおしまい。昆虫館で遊べるのも、もうあと一日しかありませんよ! 木々の葉っぱが次々と枝から離れ、風に舞っています。ど...
昆虫館日誌

サネカズラの実も赤く色づいてきました  2022年10月10日(月・祝・スポーツの日)の昆虫館

昨夜来の雨で昆虫館はどん曇り。気温も低く時々雨も降り昆虫採集には不向きな一日でした。アサギマダラは午前と午後計2回飛来しましたが、捕まえることは出来ず証拠写真を撮ることも出来ませんでした。そんな中ミルンヤンマが館内に飛び込んできて、唯一の飛...